神待ちはヤバすぎる!その実態は?
神待ちとは家出中の少女が神(=寝泊まりする場所や食事を提供してくれたり、お金をくれたりする男性)を待つこと。
もう少し正確に言うと、そんな男性をネット媒体などで募集する活動のことです。
神待ち少女は10代の女子中高生らを中心に事実として存在し、元々は何の見返りも求めない男性を神と言っていたそうです(参考:神待ち少女の実態 - 新刊JPニュース)。
でも、現在では見返りとして性交渉アリというのが、恐らく多くの男性が持っているイメージではないでしょうか。そして実際もそうなっているのが現状かと思います。
今、ネット上には神待ちというキーワードをサービス名や宣伝文句に使って集客している、出会い系アプリ・掲示板が結構な数存在します。
それだけじゃありません。一般SNSのTwitterにも#神待ちや#家出少女などのハッシュタグを使用した書き込みが大量に投稿されています。出会い掲示板代わりに利用されているんですね。
神待ちには絶対に手を出すな!
甘い期待を抱いて、このページに来てくださった方には申し訳ないのですが、僕は神待ちアプリや神待ち掲示板には決して手を出さないよう警鐘を鳴らしておきます。
いや、アプリや掲示板というより、一般SNSも含めて神待ちそのものに関わるなってことです。
というのも、神待ちの世界は少女側だけではなく、僕ら大人側にとっても、とんでもないデンジャラスゾーンだから。
「サクラに騙される危険性」と「犯罪に巻き込まれる危険性」を考えたら、リスクが大きすぎますよ。解説しますね。
1.サクラに騙されれる危険性
まず、神待ちという言葉で釣っておいて登録させる出会い系アプリは、決まってサクラしかいない悪徳出会い系であり、そもそも物理的に出会えません。
まともな女性は安心安全を重視するので、宣伝活動をしっかりやっている有名な大手出会い系に参加します。「神待ち何ちゃら」なんていう、聞いたこともない怪しげなサービスに参加しません。
ってことは、登録するのは男性だけ。あとは可愛い女の子になりすましたサクラがメール相手をするわけです。
また、表向きは無料を装っていても、実際には法外な料金設定の有料アプリだった、あるいはそのアプリ自体は本当に無料でも、激高料金の有料出会い系アプリに誘い込む罠が仕掛けられていたという手口がお約束。
結局は神待ちアプリって、サクラに騙される上に、優良出会い系アプリの何倍ものお金を取られる仕組みになっているんです。
2.犯罪に巻き込まれる危険性
そもそも神待ちアプリ、神待ちサイト、神待ち掲示板は、全てインターネット異性紹介事業ではない「非出会い系」サービスです。
全ての出会い系に法律で義務づけられている公安への届出も、年齢確認(クレジットカードか身分証で18歳以上かどうかを審査する)もやってません。
相手のプロフィールの年齢が18歳以上になっていようが、審査がないだけに根拠が全くありません。18歳未満の児童でも、いくらでも嘘をついて利用できてしまいます。
言うまでもなく、Twitterなどの一般SNSも非出会い系。やはり、18歳未満でも簡単にプロフを偽って投稿できます。
そんな場所で恋活すれば、犯罪の被害者になるだけじゃなく、自分が加害者になってしまう危険性もありますよ。
まず、非出会い系は美人局(つつもたせ)などの犯罪者にとって絶好の狩場。
ノコノコ話に乗って行ってみたら、怖いお兄ちゃん達に囲まれて「うちの妹に手を出しやがって!警察に通報されたくなかったら金出せ」と恐喝される事態になりかねません。
また、万が一でも18歳未満の児童との性交渉に及んでしまうと、自分自身が犯罪者になるリスクもあります。
相手の少女が補導される、少女の親の知るなどすれば、大概、こちらの身元発覚につながります。当然、児童買春・ポルノ禁止法違反容疑で逮捕されます。
快楽は一瞬ですが、その後はバレやしないかと毎日ビクビクしながら生活することになるわけです。
サクラに騙されて数万円のお金を取られる方が、まだマシかもしれません。犯罪者になれば、今後の人生を考えた時に失うものが大きすぎます。
こんな風に神待ちに関わっても、何もいいことありません。出会えない極悪出会い系に誘導されるのはまだマシで、もっと怖いのは自身が犯罪者になってしまうこと。それまで積み上げてきたキャリアが台無しになってしまうかも…。
くれぐれも神待ちには手を出すべからず!ちゃんと年齢認証のある優良出会い系サイトを選んで、大人を相手に恋活するべし!なのです。