出会い系からの不正請求(架空請求)に対する後悔しない対処法

MENU

出会い系からの不正請求(架空請求)は無視が基本!

PR 更新日:2023/12/26

変な請求来た…

当サイトでは出会い系の選び方や出会い系詐欺の手口をこってり解説しているので、それらの情報の元で、ちゃんと優良出会い系サイト&アプリを選べば、不正請求(架空請求)が来ること自体ありません。

参考記事

 

吹き出し6

聞いたこともないサイトやアプリには絶対に登録したり、利用したりしちゃいけませんよ。

たとえ無料をうたっていても、実際には男性がタダで安全に会えるマッチングサービス(出会い系サイトとマッチングアプリの総称)なんてありません。

 

無料で出会えるのはj女性だけ。男性は料金が適正な有料のマッチングサービスじゃないと出会えません。無料を宣伝文句にしたサイトやアプリには、必ずお金を騙し取る罠があると思って下さい。

 

でも、敵も騙しのプロ。人の心理の弱点を突いてアノ手コノ手で誘惑してきます。それに、僕ら側にも「ひょっとしてネットならオイシイ思いができるんじゃ?」的な妄想をしてしまう悪い癖があります。

吹き出し1

怪しいと思いつつも、つい釣られて登録してしまうこともあるかもしれません…。

大丈夫。このページでは悪質な出会い系サイトに参加してしまい不正請求を受けた、あるいは全く身に覚えがないのに架空請求が来た、そんな時の後悔しない対処法について解説します。

不正請求(架空請求)の手口と対策

同意してません!

出会い系サイトからの怪しい請求が届いた場合、そもそも利用した覚えがなければ無視の一択です。

 

悪質な業者が不特定多数の人達に架空請求メールをバラまいて、焦って返信してくる男性を待ち構えているだけですから。

 

いや、万が一、本当にその出会い系サイトに参加していたとしても、やはり無視が基本。というのも、今から解説するように、その請求方法自体が法律に違反していて無効だからです。

 

不正請求(架空請求)は無効

もし、悪質な出会い系サイトやアプリに参加していた場合、不正請求の手口としては、利用料金を後払いで請求してくるケースがほとんど。

 

でも「電子消費者契約法」によって、電子商取引上の後払い契約は、事前に利用料金や支払い方法等について明確な説明があり、こちらが納得して同意した場合に初めて成立することになっています。

 

更に同意についてもボタンをクリックしたら一発で決定じゃなく、その後に「本当にこの内容でOKか」という再度同意の意思を確認するボタン設置が必須とされています。

 

無料のお試しポイントがなくなったら、知らないうちに課金が始まっていて後から請求された!というのが出会い系詐欺のお決まりの手口ですが、こちらは同意していないので後払いの契約は成立していません。

吹き出し2

要は支払いに応じる必要がないってことです。

また、利用規約に後払いで請求する旨が書いてあったとしても、事前にきちんと説明を受けた上で同意したとは言えないので契約無効を主張できます。

 

つまり、出会い系からの怪しい請求は徹底して無視するのが正解なんです。

吹き出し4

しつこい迷惑メールや迷惑電話は無視、メールアドレス変更、受信拒否(着信拒否)などでブロックするべーし!

でも、放置するのが不安な人もいると思います。この場合は、ヘタに動いて事態を悪化させてしまう前に必ず消費者生活センターに相談するのがセオリーです。

 

絶対にやってはいけないNG対処法

でも、悪徳出会い系サイトやアプリの運営側も、ユーザーがそんな対応をしてくることは百も承知。

 

そこで「無視すると、身辺調査して自宅に乗り込みまっせ~/会社に取り立てに行きまっせ~/法的手段取りまっせ~」などと脅して不安をあおり、何とかお金を払わせようとします。

 

そんな時に絶対にやってはいけない対処法は次の2つですね。

 

悪徳出会い系業者の思うツボ

お金を振り込む
返信する・電話する

 

特に1は最悪の対処法です。「金さえ払えば穏便に済むべ」と思いきや、それは逆。一度騙された人は悪徳業者側のカモリストに載ってしまい、何度も狙われる可能性が高いのです。

 

そもそも、こちらの住所や勤務先を知っているかのような文面を送ってきますが、メールアドレスや電話番号からそれらの個人情報は特定できません。

吹き出し9

登録時に本名を入力していない限り、こちらの名前すら分かっていません。

ですから無視していれば、悪徳出会い系業者ができるのは、繰り返し脅迫めいたメッセージを送ってきたり、電話をかけてきたりすることだけなんです。

 

また、脅しに屈して2のように連絡してしまうと、これまた敵の思うツボ。

 

悪徳出会い系業者はそこで名前・住所・電話番号(←まだ電番を知られていない場合)などの更なる個人情報を聞き出そうとしているんです。事態が余計に悪化するわけですね。

 

ちなみに、僕自身、出会い系紹介サイトを運営している立場上、あきらかに怪しいと思えるサービスにも登録して潜入捜査をしてきました。

 

なので、この手の不正請求/架空請求メールを山ほど受信してきました。

吹き出し5

今まで全部スルーしてきましたが、業者が本当に自宅や会社に押しかけてきたことなんてないし、法的に訴えられたことだって一度もありません。

法を犯しているのは相手の方ですから、ココは強い意志を持って無視する、不安な場合には消費者生活センターに相談するのがセオリーなんです。

 

無視してはいけないケースもある!

というわけで、不正請求(架空請求)は基本的に無視でOKなんですが、相手が本当にこちらの氏名と住所を知っている場合には注意しなければいけない手口があります。

吹き出し6

それは少額訴訟や支払督促の制度を悪用してくる手口です。

もし、裁判所から少額訴訟や支払督促の訴状が届いた場合は無視しちゃいけません。

 

その書類が本物なら、放置していると(同封されている期日呼出状に書かれた日にちに裁判所に出頭しないと)異議なしとみなされ、申立てをした原告側、つまり悪徳出会い系業者側の言い分が通ってしまうんです。

 

訴状らしきものが届いたら、まずはその書類が本物か(本当に裁判所から届いたものか)確認して下さい。

吹き出し4

ただし!慌てて書類に書かれている連絡先に連絡するのは絶対にNG。悪徳出会い系業者が偽の書類を送ってきた可能性があります。

先程も書いたように、業者はこちらからの連絡を待って、個人情報を聞き出したり、脅したりの罠を仕掛けるわけですね。

 

こんな時も消費者生活センターに相談するのが正解。

 

偽物と判明すれば完全無視でOKですし、本物だった場合もどのように対処したら良いか丁寧に教えてくれますよ。

 

ちなみに本物だった場合は呼出状の日にちに裁判所に出頭しなければいけません。面倒ですが、身に覚えのない不正請求なら、出頭さえすれば、業者に勝ち目はありません。敵はこちらの放置を狙っているんです。

 

悪徳出会い系業者側も争えば負けることは分かっているわけで、少額訴訟や支払督促の制度を悪用するケースは滅多にありません。僕も一度も経験ないです。

吹き出し5

でも、実際この種の被害の事例もあるようなので、万が一の時のための知識として持っておけば安心ですよね。

万が一お金を支払ってしまった時は?

ここまで繰り返してきた通り、不正請求(架空請求)は無視が基本なんですが、万が一、支払ってしまった時はどうすれば良いのでしょうか?

 

泣き寝入りせずにお金を取り戻したいなら、騙されたと気付いた時点で、請求メールなど、証拠になると思われる情報・履歴を全て収集し、保存して下さい。後々、事件を解決するための重要な証拠になります。

吹き出し10

ただ、いきなり弁護士や警察に相談するのは少し心理的なハードルが高いのではないかと。

この場合も、まずは消費者生活センターに相談するのがおすすめ。ここで助言を受けることで、冷静に行動できるようになります。

 

そして、やはりお金を取り戻す意志に変更がなければ、弁護士さんに相談ですね。多くの弁護士は初回の相談を無料で受け付けています。

 

ただし、騙し取られた金額が少額のケースでは、依頼を受けられないことも…。自身の状況を説明して、料金や可能な対策について相談してみて下さい。